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■保育士の待遇
厚労省の調査によると、保育士の平均給与は月21万4,200円。
保育Rに掲載されている求人も平均に近く、園によっては経験が考慮されて変化したり、ボーナスや諸手当・資格手当などが出るところもあります。
主任や園長になると昇給し、25万円前後になります。
パートやアルバイトの時給も1,000円前後が中心で、資格の有無で時給が変わる場合もあります。
労働時間は8時間が多いようですが、夜間保育などを行う園もありシフト制の園もあります。
交代制で土曜出勤もあり、日曜日に保護者参加の行事をするなど変則的です。
休みを取りにくい職場も多く、園によってその傾向が異なります。
待遇自体は他の業種と変わらないように思われますが、専門職にしては低く、責任も重いこともあって賃金に対して割にあわないと感じている人が多いようです。
保育の現場では長期的に働いてくれる保育士が求められ、待遇改善に向けての動きが期待されています。
■保育士の適正
*何よりも子どもが好き、人が好きな人
保育士は常に子どもと関わっている仕事です。たまに、子どもは嫌い、好きではないけど仕事として割り切っているという方もいますが、とにかく子どもが中心ですので子どもが好きに越したことはありません。
町中で子どもを見かけるとつい目で追ってしまったり、子どもと遊ぶことが大好きなら十分だと思います。
また、保育士が関わるのは、子どもだけではありません。子どもの保護者、同僚や先輩との連携も重要です。
人と話すことが好きで、コミュニケーションにも積極的な人だと更に歓迎されるでしょう。
*体力がある人
子どもたちと触れ合う華やかなイメージがあり、人気のある保育士の仕事ですが、実際は体力勝負です。体力に自信がある健康な人は保育士に向いていると言えるでしょう。
しかし、体力は後から付けることもできます。働き始めてから自然と鍛えられたという方もいます。
どんな仕事にも言えることですが、健康管理は必須です。子どもたちの健康にも気を配らなくてはならないのですから当然ですよね。
*ポジティブな人
保育士は長い時間子どもたちと過ごす仕事です。
すぐにネガティブになってしまい、暗い表情を見せてしまう人は子どもたちに不安を与えてしまいます。どんなに辛くても、子どもの前では笑顔で明るい先生で入られることが大事です。
心をポジティブな状態に保てること、これはとても重要です。ある意味演技力が必要とも言えるでしょう。
*やる気と情熱がある人
最終的には向いているかどうかというより、やりたいかどうかが適正を分けます。
コミュニケーションが苦手でも子どもと関わりたくて頑張っている先生はいますし、
障害やハンディを背負って先生をしている人もいます。
どんな人でも、やる気と情熱を持って仕事に取り組めば、頼りになる「先生」になることが出来ると言えます。
■求人職種
保育士、保育補助、保育スタッフ、看護師、栄養士、幼稚園教諭、学童保育スタッフ、スクールマネージャー
■求人施設
保育園、託児所、幼稚園、児童館、学童クラブ、プリスクール